カラオケ発表会ではなくカラオケ大会という審査員つきの「競技会」に好んで出場される人たち。その辺のローカル歌手よりははるかに忙しい人々。アイセキではカラオケアスリートと呼ぶことにします。 スポーツでもそうですが練習だけで終わってはやはりおもしろくない、日頃の練習の成果を試合で試してみたいと思うのは自然な気持ちです。健康のためにジョギングするだけでなくランナーとして東京マラソン、ホノルルマラソンに出るのと同じではないでしょうか。そして出るなら勝ちたいと思う気持ちもこれまた自然です。 数人のカラオケアスリートからカラオケ大会(競技会)で「勝つために何をすべきか」を取材しました。 「好きな曲を唄う。」 やはり好きな曲でないと気持ちが入らない。気分がのらない。歌詞を間違えない、音があってる、声は出ているという基本レベルを超えているトップアスリートにとって審査員に言われることは、感情表現。自分自身がいい曲と思って唄う曲は感情注入しやすいですね。さらにこう表現された方もいます。 「この曲は自分が唄うために作詞・作曲された自分のオリジナル曲だという気持ちで唄う。」 なるほど・・・。好きな曲を超えて惚れた曲。ここまでくれば見事です。 「1年1曲」 毎年暮れに来年はこの曲と決めたらその新曲を唄い始め、秋に開かれる大きな大会に照準を合わせベストコンディションを持っていく、という戦術。唄い始めは勝つことが目標ではなくいろいろな審査員の先生の批評を聞いてみることに専念し自分の曲をつくり込んでいく。そして秋に勝負をかける。唄いこみは大事です。1年という期間に限定しなくても1つの曲を唄い続けるのに、 「唄い方を変えてみる」 大会ごとに唄い方を変えて審査員の批評を聞いてみる。もちろんその変えた唄い方を自分で覚えていないといけませんが、評価のよかった唄い方にしぼってさらに磨きをかけていって完成に近づけていくということです。 こういう方もいます。 「審査員の作った曲を唄う。」 サービス精神旺盛です。審査員の先生もご自身の曲を唄ってもらえるのは嬉しいと思います。それで点数が上乗せされるとは思いませんが、顔は笑ってくれでしょう。お互い気分がよくなるのはいいことです。 「1コーラス完結」 カラオケいちばんもそうですが発表会とちがい大会では1コーラスが多いので選曲もその条件に合った曲選びが重要。出だしが特に肝心。盛り上がりがあって、語る→唄うがあって、メリハリが効いてて、なかには必ずセリフがある曲を選んでいる方もいます。 「勝てる大会に出る。」 初級、中級、上級とコースが分かれた大会もあります。自分の実力より下の級でねらうという方法もあります。何でもいいから一度トロフィーを手にしたいという方にはお薦めかもしれません。 審査員も神様ではありません。好みもクセもあります。スポーツの世界でも審判の誤審があったり、荒れた試合になることもあります。またジャッジによって観客を魅了する試合になることもあります。選手は「自分を信じて、全力を出し切って、フェアにプレーする。」結果はあとからついてくるといったところでしょうか。 「目標・夢」 アスリートの一人が言ってました。 「常連で唄っているお店でお客さんが注目してくれるのはあたりまえ。知らない店に言って、私が唄い始めたら、それまでしゃべっていた人たちが、ふっと気づいてステージを見てくれるような、そんな人が感動できる歌を唄いたい。」 気持ちが美しいです。 カラオケいちばんトップ |