この曲は特に印象があります。まず優勝曲。次にカラオケいちばんが圧倒的に演歌が多いなかで非常珍しい曲。出だし 「菓子パン1個の暮らしにどうにか終わりを告げたくて」 リアルです。菓子パンをバカにしてはいけません。つぶあんマーガリン、ピーナッツコッペといったものは600キロカロリーを誇っています。これを2個食べれば大人が1日に必要なカロリーを摂取できるわけです。それが1個100円程度ですからありがたい。(最近小麦など原材料の高騰により10円程度値上がりしました。) 金を出してカロリーゼロの食品を食べるのは貧困層の立場からは信じられないことです。 そして目黒のイタリア料理店のバイトの面接に行きます。そこで出会ったのがこの曲の題名にもなっいるひとりの「シェフ」です。そのシェフが言います。 「夢を捨てちゃいけねーぞ」 料理店なのでお店のまかないにありつけました。これで菓子パン1個の生活に別れを告げるという目的はとりあえず達成できます。しかしここからこの「シェフ」と呼ばれる男が影響を与えるのです。 「シェフの楽しそうに働く姿を見るうちに」 2番でシェフとふたりで語り合ったと思われるシーンが出てきます。またいいことを言います。 「生き方にレシピはねーんだよ」 普段は背中で語って寡黙そうな男が言う一言は重みがあります。 このシェフは現在春日部にお店をもつオーナーだそうです。商売も成功して支店もあるということです。 「慎太郎いつものやつ歌ってくれ」 自分で作詞して自分の名前を歌詞にいれてしまうのはめずらしいそうです。工藤慎太郎さんのお父さんは石原裕次郎の大ファンだったので長男に慎太郎という名前をつけたそうです。 「雨にも風にも負けない心を持て」 雨ニモマケズ、風ニモマケス・・・というあの宮沢賢治の名言。この古典的な一説、オッサンが言うとウザいのですが慎太郎青年が発するとさわやかです。日本人の心、魂の響きです。 カラオケいちばんトップ
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